ICT学習教材で人気のアプリ「スタディサプリ」では、授業で学ぶ学習内容と中身が連動した参考書、いわゆるテキストブックを使用します。このテキストは授業の理解度を上げるためにも必須なアイテムなので、ユーザーは無料ダウンロードで印刷してして使うか、有料版を購入して使うかの2択を選ぶことになります。
ここではそのテキストについて、日頃ユーザーが気になっている疑問や悩みを解決します。(スタディサプリについての詳しい説明は「スタディサプリとは?」をご覧下さい。)
テキストとは何?別売り?無料なんじゃないの?
スタディサプリで提供される授業動画は、専用のテキストに添って行われます。授業の理解度を高めるためにも、このテキストは必須です。このテキストについて、価格など気になる部分をまず解説していきます。
テキストは無料?有料?
金額的なところがまず気になると思いますが、結論として「製本されたテキスト」は有料、その「テキストと同じ内容のPDFデータは無料」でダウンロードできます。
つまり、別売りというわけではなく、必要なテキストを揃えようと思ったら自分でダウンロードして利用するのがスタディサプリ式なんです。それが面倒なら製本版も売ってますよ、という感じです。
つまり、無料で使おうと思えば使えるわけですが、ダウンロードした場合は自分で印刷を行わなければなりません。ページ数もかなりあるので、印刷は結構な手間がかかります。
また、新規入会時にはテキスト無料購入ができるクーポンが付いてきます(小・中学コースは5冊分)。このクーポンを利用すれば、無料でテキストを手に入れることができます。ただ、クーポンを使い切った後は、有料購入することになります。スタディサプリでは、これを追加テキストと呼んでいます。
追加テキストを有料で購入すべき?無料で印刷すべき?
まず結論から言うと、基本的に必要最低限のテキストは、クーポンを使い切った後有料でも購入すべきです。下記にその理由をまとめてみました。
実は有料購入した方が料金的にお得になる
「無料でも利用できるのに、わざわざ購入をすべきなの?」と疑問に思う方も多いですが、実はテキスト自体は有料購入をした方が料金的にもお得なのです。なぜなら、無料ダンロードしたテキストを使うためにはコピー機などで印刷をしなければならず、この印刷費用がテキストに比べて割高になってしまうからです。
料金比較でわかる有料テキストの価値
単純に料金比較をしてみましょう。製本されている有料テキストの金額は、どの教科&単元でも1冊1,200円(送料込・税抜)です。
一方の無料テキストを印刷して使う場合ですが、ダウンロード自体はもちろん無料です。ただしそこから印刷代が必要になります。
仮にコンビニで1ページ10円で印刷した場合は、テキストの総ページ数は、ほとんどの内容が120ページを超えているので、1,200円以上はほぼ確実にかかります。
この額面だけみても、有料テキストにかかるコストの方が安くなる計算ですが、印刷の場合は、そこにかかる手間や時間もあります。そんな時間は勿体なすぎますね~。受験生ならなおさらそんな所にコストかけてられません!
これらを合わせて考えると、いかに有料テキストがお得かわかりますね。
「本」としての利便性が高める効果
テキストは冊子ですので、印刷した紙束と比べ携帯性があります。この本としての利便性が様々な所で効果を発揮します。下記はその一例です。
- 通学中でも手軽に読み返せるので、移動時間が有効利用できる
- 過去の内容なども、復習の時や見返すときに便利
- 本棚に収納しても単元ごとに分かれいるので整理しやすい
このように、教科書や参考書と同じメリットがそのまま当てはまります。
無料DLで印刷したテキストを使うメリットはあるか?
前項にて有料テキストを使った方が良い理由はおわかり頂けたかと思いますが、場合によっては印刷したテキストを使った方がいいケースもあります。それはどんな場合でしょうか?
印刷したテキストを使った方がよいケース
製本されている有料テキストはいわば教科書と同じ役割を持っています。ですので、「教科書にやたらと色々書き込みたくない」という理由で印刷テキストを利用している人もいます。ただ、それ以外にも利用するメリットがあります。それは練習問題などを何度もこなせることです。
特に苦手分野などは何度も反復して理解力を高めたいので、練習問題を繰り返し解く必要性も出てくでしょう。その場合、一度記入してしまうと消しゴムで消しても後が残ってしまうため、印刷した紙で使い切りをしてしまう方が良いのです。
ですので、必須授業のテキストは購入をした上で、特に自分の苦手分野の単元や、繰り返し解きたい問題集などは印刷して使うなど、用途に応じた使い分けをしましょう。
入会前にテキストの中身や情報を知る方法
入会を検討している方で、気になるテキストの中身などの情報について書きたいと思います。「授業動画のサンプルは観れるけど、実際のテキスト内容のサンプルが少なすぎる」と思われる方も多いかと思いますが、事前にその中身について知る裏技などもご紹介します。
テキストの購入方法。会員以外でも購入できるのか?
有料テキストは公式HPから注文して購入できますが、残念ながら販売は会員のみです。人気が集中するテキストなどは在庫の状況により販売休止となる場合もあります。
テキストの中身を事前に知る方法
購入する以外にも、中身を事前にじっくりと見る方法があります。入会検討の際にテキストの中身が気になっているという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
無料期間を利用する
新規入会者であれば、必ず14日間の無料期間が付いてきます。入会を迷っている方は、この期間を利用して授業動画やPDFテキストをじっくりと見ながら参考にしましょう。期限内に解約すれば料金はかからないため、これを利用しない手はありません。
友人に見せてもらう
アナログな方法ですが、友人に見せてもらうのも悪くない手だと思います。
スタディサプリの普及率から考えるとクラスに何人かは会員がいる計算になります。もし、使っている人がいたらテキストを見せてえるだけでなく、実際の使ってみた感想なども聞けて一石二鳥です。試しにクラスで声をかけてみるといいでしょう。
メルカリなど通販アプリ・サイトを利用する
メルカリやヤフオクなどの通販アプリやサイトで購入してしまう方法もあります。ただ、必要な単元のテキストがあるかがわからない点や、中古本なのですでに色々と書き込まれていたり、汚れたりしている本もあるため、オススメはしません。
内容の確認だけなら、やはり無料期間を利用する方が確実でてっとり早いですね。
テキストの口コミや評価・レビュー
実際にテキストを利用している人たちの口コミ評価やレビューをまとめてみました。
動画の参考書として使うやり方、間違ってはないですね!授業動画に合わせた内容が、詳細解説付きで書かれていますので、授業の内容が一層頭に入りやすくなります。
PDFで印刷して使えば充分という方は、すでに印刷されたテキストを買わずとも、必要分だけ印刷すればいいのでテキスト購入分のお金は浮きますね!印刷料が多い方はテキストをご利用下さい。
たくさん印刷されましたね(汗)テキスト一冊で120ページ以上はありますからね…。これだけ印刷するならば、インク代とプリント作業の手間を考えると、テキスト買った方が早かったですね(悲)
テキストの内容は良い評価が多いようですね。受験対策などに合わせしっかりと練りこまれているので、塾や予備校にも負けず劣らずの質があります。
テキストの中でも、とくに評判が良い日本史。単体だけで使用せず、教科書やほかの参考書と一緒に使っているという意見は、他でも多く見られました。
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