【ネタバレ】連ちゃんパパのあらすじを最終回まで紹介。クズと呼ばれた男に学ぶ人生の落とし穴

【ネタバレ】連ちゃんパパのあらすじを最終回まで紹介。クズと呼ばれた男に学ぶ人生の落とし穴 雑学

twitterや一部ネット上で話題の「連チャンパパ」について、一通りのあらすじと内容を最終回に至るまで紹介します。主人公とその周囲の人間達が織りなす醜悪な人生模様は、現代社会における人生の落とし穴について考えさせられます。

このマンガを反面教師している人、評判を聞くと怖くて読めないという人、この記事が少しでも人生について考えるキッカケづくりになったらなと思います。

連ちゃんパパとは?

連ちゃんパパとは、漫画家「ありま猛」が描いたパチンコや借金苦などを題材にしたマンガです。

2018年12月に秋水社ORIGINALが創刊した「ヤング宣言vol1」で連載されていました。巻数は1巻~43巻まであり、完結しています。

はじめ
はじめ

同漫画は、コロナウィルスの影響での緊急事態宣言下に問題となったパチンコ業界へのバッシングが集中したことなどが原因で注目を浴びることになりました。最近はネットやtwitterなどでも大きく騒がれていますね。

この作品が特に話題になった理由として、主人公とその周囲の人間達の見事なまでのクズっぷりが挙げられます。パチンコやギャンブル依存症の人達について、世間的なイメージにさらに拍車をかけたような過激な内容が掲載され、それとは無縁の人達に大きな衝撃と戸惑いや不快感を与えてます。

最終回までのあらすじ

主人公・日之本進(以降、進)は都立白鷺高等学校の高校教師として働いていた。

ある日、妻が置き手紙を残したまま家出してしまい、それを発見した直後にヤミ金の取り立て屋から、妻がパチンコ狂いの上300万の借金をしていたことを聞かされる。

とりあえず12万の利息を払うよう言われるが、預金通帳は妻がすでに使い込み、残高わずか57円。利息を受け取れない取り立て屋は、進の高校の職員室や自宅に居座り、親戚などへお金を貸してもらうように脅し、進は困惑する。

その時、たまたまつけていたテレビのニュースで妻が鎌倉のパチンコ店にいることがわかり、息子・浩司がお年玉やお小遣いでためた28万円の定期預金を元に、二人で取り立て屋から逃げるように一路鎌倉へと向かうことになる。

鎌倉へと向かった二人は早速パチンコ屋で聞き込みを開始する。しかし、荷物の置き引きに遭ってしまい、全財産を失ってしまう。その日泊まるあてもなくなってしまった二人は、警察に届け出をし5000円を警察官に借りることに。

その後浩司の提案で、二人は警察官に借りたお金を使って、パチンコを打ってお金を稼ぐことにした。浩司の的確なアドバイスにより出玉を稼いだが、結局回し打ちのルール違反を受け、出玉は没収される。挙げ句に警察官に見つかってしまい、交番に来るように求められる。

交番にきた二人は、置き引きした犯人が捕まっていたため盗まれた荷物を見つけることができた。その置き引き犯からの情報で妻が今大阪に居ることが判明したが、なんと妻は男連れで逃げているとの情報を得る。二人は気を重くしながらも大阪へ向かう。

大阪についた二人は妻を追っていた取り立て屋と再び遭遇。進は大学生の友人である森田へ連絡をとり、彼のアパートへと二人で逃げ込む。

家賃を折半にすることが条件で、アパートに住み着いた二人だったが、森田の職業が実はパチプロということが発覚。森田からせっかく紹介してもらった新しい仕事を一日で辞めた進は、彼に習いパチンコで稼ぐことを決意してしまう。これがきっかけで、以降、進はパチンコで稼ぐことに味をしめ、人生の泥沼へと足を踏み込んでしまう…。

森田は結局借金のカタに別の借金取りに連れ去られてしまい、二人は彼らを追ってきた取り立て屋に再び見つかってしまう。取り立て屋たちの手がかりから、妻が京都に居るらしいことを知った二人は、取り立て屋たちを尾行しながら京都へ向かうことに。

ようやく再会を果たし、妻と話すことになるが、噂通り妻は愛人と一緒にベッドをともにしていた。それから説得の末、なんとか妻に東京に戻ることを約束させる。

東京に戻った進だったが、長いこと無断欠勤したため勤めていた高校はクビに。わずかな退職金を手にパチンコ屋へ向かうが、スッカラカンになってしまう。友人から紹介された塾講師もクビになり、再度向かったパチンコでの大連チャンを機に、以降パチプロとして稼ぐことを決意してしまうのだった。

その後、進は不倫相手・荒井勝子との出会いにより、当面の金の工面と住居にありつけたが、後日荒井が勤めていた四菱銀行での1億8000万の横領が発覚。

再び、金も住居も失ってしまった二人は、なんと借金取りの家に押しかけ、そこに住まわせてもらうよう頼み込む。その後、借金取りの家に住むようになった進は、パチンコ資金をヤミ金で借りたり、借金の取り立てを悪どい方法で取り立てたりと、どんどん泥沼へと沈んでいくー。

はじめ
はじめ

ここまででもだいぶヤバい内容ですが、まだまだ中盤です。あまりにクズすぎて、途中で読むのを諦めた方も多いかと思います。最終回については下記にストーリーを書いていますので、ご覧下さい。

最終回のストーリー

結局、紆余曲折があり最終回まで借金とロクでもない人間関係やパチンコ依存から抜け出せない進たち家族だったが、最終的に借金取りからの紹介で、家賃無料でド田舎の土地へと移り住むことになる。そこは一帯に畑が広がり、周りにパチンコ屋などなにもない土地だった。

自給自足の生活を2週間続けながら、家族達は麦わらぼうしを被って農業に勤しみつつ、ようやく地道に働いて暮らしていくように思えた…。

しかし、その微笑ましいい光景の隣では、なにやら工事をしている描写が。最終コマに描かれた看板には、パチンコ屋の「建築許可」の文字が並ぶのだったー。

はじめ
はじめ

ようやくこの家族も落ち着くのか…と思いきや、新たな火種ともなりそうなパチンコ店の建設がラストに描かれます。ここからさらに泥沼にハマるのかどうなのか…。想像するのがちょっと怖いですね。

クズなエピソード集

同マンガに出てくるクズすぎるエピソードの中でも、とくにひどいと思った内容を列挙します。

子どもを売り、ネズミ講に騙される親たち

金持ちの社長と出会った妻から、300万で息子を引き取らせてほしいと言われた進は、金の魅力に負けて息子である浩司を渡してしまう。しかし、その妻もネズミ講の社長に騙されており、再びの借金苦に二人とも逆戻りしてしまう。

はじめ
はじめ

お金に目がくらんで、子どもまで引き渡すのはヒドすぎますね…。この後、息子の浩司くんはしばらく「僕を捨てた親」として、父親にめちゃくちゃ冷たくなります。そりゃそうだろ。

人の良心に対し、最悪な仇で返す鬼畜

浩司が中々学校に来ないことを心配した女性の担任教師は、浩司をしばらく自宅であずかることに。浩司を心配して保護した女性教師に対して、進は家に連れ戻しにきたと見せかけ、彼女を強姦。

はじめ
はじめ

作中一番の胸くそポイントとして取り沙汰されるシーンです。正直このシーンを見た瞬間、主人公の人的価値が一気に崩れ落ちます。この後結婚をお願いされたりなどひと悶着起きるんですが、ここでもクズっぷり全開です。

子どもの人生まで踏みにじる所業

借金の取り立てで利ザヤがもらえることを知った進は、借金をしてしまった親の子どもに目をつけ、学校で噂をバラまき、子どもいじめさせることによって精神的なプレッシャーをかけ払わせようとする。この影響で自殺未遂者も出た。

はじめ
はじめ

最初の高校教師という設定が嘘のように、一気に腹黒く、鬼畜化してしまう主人公。小学校へ子どもを尾行し、校舎に向かって「この子の父親は~」と叫ぶ姿は、恐怖を感じます。

登場人物紹介

【日之本 進】本作の主人公。34歳。職業は都立白鷺高等学校の高校教師だったが、パチンコの借金苦で闇金融から逃げ出した妻の家出をきっかけに、以降泥沼の人生を歩み始める。

【日之本 浩司】主人公の息子。小学生。親の都合に振り回され、親に売り飛ばされそうになったりしてしまう悲運の子。

【日之本 雅子】主人公の妻。パチンコ狂いで町内の有名人となるほどで、その結果パチンコでヤミ金に300万の借金を作ってしまい、それを苦に家出。以降、数人の男を作りながら逃げ回り、作中でそれらの男性と子どもも作っている。

【借金取り/取り立て屋】雅子にお金を貸したことをキッカケに、取り立て屋として主人公家族と行動をともにするようになる。幾度となく進に良心を踏みにじられ、子どもの頃の境遇と似ている浩司のことを心配している。

【荒井 勝子】主人公の不倫相手。33歳。四菱銀行に15年勤務していたが、1億8000万の横領行為が発覚し逮捕されてしまう。

このマンガから学ぶべき教訓

このマンガを読んで、みなさん様々なご意見あると思います。そんな中からの教訓です。

パチンコ依存症の闇からは簡単には抜け出せない

パチンコ依存症問題というのが、デフォルメ&フィクションとは言え、ここまで闇が深いのかと思った方も多いと思います。事実その通りであって、作中に出てくるような行為以上の事が、現実には多方面で起こっています。

ここで肝に据えるべきことは「簡単には依存症から抜け出せない」というこです。自分だけは大丈夫だろうなどという考えは持たず、一度依存症になってしまうと無自覚のまま症状が進行し、抜け出せなくなってしまう…誰しもがそうなり得るということを理解しておくことが大切です。

悪意は悪意を呼ぶが、善意も悪意を呼ぶ

人を騙そうとしている人は、人からも騙されるものですが、善意を掲げている人が悪意のカモとなりやすいのも、またよくある話です。

かといって、善意を持つ人を社会や周囲の人間が必ず守ってくれるとも限りません。むしろ、自分自身でなんとか守らなければならないことの方が多いでしょう。

悪意を持って近づく人間から少しでも身を守るためには、最低限の保身はセルフで行うように心がけるようにする…そんな時代になったんですね。

特に今のネット社会において、個人情報の流出には気をつけたいですね。安易にSNSやWEBページなどで個人が特定できる情報(写真、アドレス、電話番号、IDなど)を掲載しないようにしましょう。

信用は人によっては命、人によっては紙切れの価値

自分が大切と思っていることを、相手が大切と思ってくれているとは限りません。信用第一を掲げている人もいれば、それがただの紙切れ程度にしか考えていない人もいます。そういう人もいるのだと理解することはとても大切なことです。

しかし一方で、裏切られることが多い世の中だからこそ、信用できる人たちが大切なのです。

信用や信頼は一朝一夕では生まれません。それは、自分だけでなく相手に対してもそうです。信頼は本来長い間時間をかけて一緒に築いていくものです。

会って二三日目くらいで、この人は信頼できる!というように簡単には思い込まないようにすることも大事です。例えその人が本当に信頼できる人であっても、あなたはそう思われていないかもしれません。

一所懸命でなく、一生懸命にやれる芯をもつべし

本作で、主人公は幾度となく仕事をして真面目に働こうと決心しました。が、結果その途中で挫折しています。

この原因はパチンコ依存症だけが問題ではありません。一所懸命ではなく、一生懸命に働こうという意志の問題も大きく関わっていると思います。

その場しのぎの仕事と、これで一生飯を食っていくと決めた仕事では、その仕事に充てるポテンシャルも違ってくるでしょう。もしくは、その日のために稼ぐ日銭稼ぎ目的と、家族を養うなどの長期的な目的でも、おそらくモチベーションが違って来るはずです。

この主人公が幾度となく折れてしまうのは、パチンコに負けないくらいの芯を自分の中に持てないからです。こうならないためにも、自分の中の芯を作って、生きることにブレない自分を持つ必要がありますね。

自制心を持った好奇心を育てることが大切

この記事では、パチンコに行くことを止めなさいというつもりはありません。未だにパチンコやギャンブルをしたことがなく、興味本位でやってみたいという方も当然いらっしゃるでしょう。

そこで大事なのが、「自制心を持った好奇心であること」です。

好奇心は自分を育て、学習させてくれるカンフル剤ですが、ときに人生に計り知れないダメージを与えてしまうこともあります。

よく聞く例としては、親のカードで課金して、知らずしらずに○百万円とか。こういった事例は、悪意の塊から起こった問題ではなく、好奇心の暴走から起こった問題なのだと思います。

自制心が育てば、行為の前後を考えれるようになります。「カードを使ったら、支払いが当然来る。その支払額が高額になったらどうしよう」とか、「もしも事実がバレてしまって、周囲の人を悲しませてしまったらどうしよう」など、前後のことが考えれるようになれば、そうそう簡単に好奇心だけで暴発しません。

とくにパチンコに関していえば、○○円だけと割り切って使うとか、行く回数や間隔を決めるなど、いくらでも自制の方法はあるはずです。

これらの自制の方法を取らずに、単純に好奇心任せを続けてしまうと、いつの間にか本作の主人公と同じ道を辿ってしまうかもしれません。

この記事を書いた人
はじめ

WEB系株式会社の代表取締役。過去IT企業の管理部長として学んだ知識や技術、人材育成管理の経験などを活かし教育・学習支援の情報やアドバイザーとして活動中。 国家資格である毒劇物取扱責任者、危険物取扱者、また日商簿記検定やフォークリフトほか多数の実用資格を取得。

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